高速道路のSAなどによくあるコーヒーの自動販売機、なかなかよく出来てますね。
先日、この自販機の販売管理をしていた人と話をする機会がありました。

販売当初はものすごい試行錯誤をしていたらしいですよー。

彼の会社が扱っていた自販機の中身はイタリア製のエスプレッソマシンが入っていて、
豆の鮮度によって、こまめにメッシュ調整をしていたそうです。
内部は熱を持つので豆の鮮度が落ちるのが早く、この対応にも四苦八苦。

ショットは比重計で濃度を測り、ようやく各種設定をして「できた！」と思うとまたシャバシャバのショットに。
精度が悪いらしく、苦労したそうです。
比重計使うなんて、マニア度（？）高いですねー。


ようやく安定してきて、「さー、これで安心」と思っていたら、
お客さんから「なんだこのコーヒーは！少ないぞっ！壊れているぞっ！」とクレームが・・・。

標準的なエスプレッソって、30ml程度しかないですもんね。
そりゃー、壊れたと思うのも無理はありません。

現在は住宅会社に勤務しているそうですが、奥様が知る人ぞ知るブリーダーなので、
将来はドッグカフェでエスプレッソを出すのも一つの夢だそうです。


何事も、パイオニアには苦労がつきものですね。





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